月食一覧表

年月日 最大食 備考
時刻 食分 高度(東京)
1978年 3月25日 01:22 1.46 +46
1978年 9月17日 04:04 1.33 +16 欠けたまま沈む、中秋の名月
1979年 3月14日 05:59 0.86 − 2 最大食直前に沈む
1979年 9月 6日 19:54 1.10 +21  
1982年 1月10日 04:56 1.34 +22  
1982年12月30日 20:29 1.19 +46  
1985年 5月 5日 04:49 1.23 − 2 皆既のまま沈む
1985年10月29日 02:42 1.08 +40  
1986年 4月24日 21:43 1.21 +33  
1986年10月18日 04:18 1.25 +18 欠けたまま沈む
1988年 8月27日 20:05 0.30 +20  
1989年 2月21日 00:35 1.28 +63  
1990年 2月10日 04:11 1.08 +28  
1990年 8月 6日 23:12 0.68 +37  
1991年12月21日 19:33 0.09 +36  
1992年12月10日 07:21 1.28 −20 北海道北部、西日本の西部、九州、南西諸島のみ
1993年 6月 4月 22:00 1.57 +27  
1993年11月29日 16:29 1.09 −11 東京では皆既終了後に欠けたまま昇る
九州、南西諸島では見られない
1995年 4月15日 21:18 0.12 +32  
1997年 9月17日 03:47 1.20 +19 前日が中秋の名月
1999年 7月28日 20:34 0.40 +18  
2000年 7月16日 22:56 1.77 +31 非常に深い食分
2001年 1月10日 05:21 1.19 +17 欠けたまま沈む
2001年 7月 5日 23:55 0.50 +30  
2004年 5月 5日 05:30 1.31 − 9 欠けたまま沈む
2005年10月17日 21:03 0.07 +49  
2006年 9月 8日 03:51 0.19 +17  
2007年 3月 4日 07:10 1.24 −25 中部地方以西で欠けたまま沈む。皆既は見られない
2007年 8月28日 19:37 1.48 +16 欠けたまま昇る
2008年 8月17日 06:11 0.81 −14 欠けたまま沈む
2010年 1月 1日 04:23 0.08 +29 元旦の月食
2010年 6月26日 20:38 0.54 +15  
2010年12月21日 17:17 1.26 + 8 欠けたまま昇る
2011年 6月16日 05:13 1.71 − 9 皆既のまま沈む
2011年12月10日 23:32 1.10 +77  
2012年 6月 4日 20:03 0.38 +12  
2013年 4月26日  4:52 0.02 − 3 観測困難
2014年 4月15日 16:45 1.30 −18 終了前に欠けたまま昇る、西日本では見られない
2014年10月 8日 19:54 1.17 +32  
2015年 4月 4日 21:00 1.01 +33  
2017年 8月 8日 03:20 0.25 +17  
2018年 1月31日 22:30 1.32 +63  
2018年 7月28日 05:22 1.61 − 7 皆既のまま沈む
2019年 7月17日 06:31 0.66 −22 近畿以東では見られない
2021年 5月26日 20:18 1.02 +15
2021年11月19日 18:03 0.98 +17 欠けたまま昇る
2022年11月 8日 19:59 1.37 +40  
2023年10月29日  5:14 0.13 + 9
2025年 3月14日 15:58 1.18 −22 北海道などの一部で見られる
2025年 9月 8日  3:11 1.37 +24  
2026年 3月 3日 20:33 1.16 +35  
2028年 7月 7日  3:19 0.40 +12  
2029年 1月 1日  1:52 1.25 +59 元旦の月食
2029年12月21日  7:42 1.12 −10 皆既前に月没
2030年 6月16日  3:33 0.51 + 9 欠けたまま沈む
2032年 4月26日  0:13 1.20 +39  
2032年10月19日  4:02 1.11 +22  
2033年 4月15日  4:12 1.10 +11 欠けたまま沈む
2033年10月 8日 19:55 1.36 +32  
2036年 2月12日  7:11 1.31 − 8 皆既前に月没
2037年 1月31日 23:00 1.21 +68  
2039年 6月 7日  3:53 0.89 + 6 欠けたまま沈む
2039年12月 1日  1:55 0.95 +55  
2040年 5月26日 20:45 1.54 +19   
2040年11月19日  4:03 1.40 +27  
2043年 3月25日 23:30 1.12 +52  
2044年 3月14日  4:37 1.21 +15 皆既終了後に月没
2044年 9月 7日 20:19 1.05 +27  
2046年 1月22日 22:01 0.06 +61  
2047年 7月 7日 19:34 1.76 + 6 皆既のまま昇る、非常に深い食分
2048年 1月 1日 15:52 1.13 − 8 皆既後に昇り南西諸島では見られない。元旦の月食
2050年 5月 7日 06:07 1.08 −33 先島諸島のみ
2051年10月20日  4:10 1.42 +20  


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Wikipedia

部分月食 上図の(a)

 月食の種類のうち一つ目は部分月食です。月の一部が地球の本影に入った場合、地球から月を観測すると、肉眼でも月の一部が欠けたように見えます。
これを部分月食といいます。
後にでてくる半影部分月食と区別するため、場合によっては本影部分月食、本影部分食などといわれることもありますが、通常は部分月食だけです。
月が本影の奥まで入り込むほど大きく欠けたように見えます。

 月が欠けた程度を表す指標として食分が使われます。食分は日食の場合と同じ使われ方をして0から1の数字で表します。
つまり、食分0は欠けていない状態で、食分1は全部欠けた状態です。


皆既月食 上図の(b)

 種類の二つ目は皆既月食です。部分月食が進行して月全体が本影の中にすっぽり入ると、月全体が欠けた状態になります。これを皆既月食といいます。
月の本影は日食の場合と違って地球の大気による光の屈折や散乱の影響を受け、赤い光の一部が届いています。
このため、地球から見た月は完全に見えなくなるわけではなく、ほんのりと赤く浮かび上がって見えます。
詳しくは皆既月食中の月が見える理由、皆既月食中の月が赤い理由をご覧ください。

 皆既月食を食分で表すと1以上になります。また、月が地球本影の中心に近づくほど大きな値となります。

半影部分月食 上図の(c)

 ここからの種類は半影による月食です。月の一部が地球半影の中に入った状態になると半影部分月食と呼ばれます。
次に出てくる半影皆既月食を合わせて半影月食、半影食などと呼ばれることがあります。
地球の半影は太陽の光の一部が届いていますから、肉眼で見ただけでは月が欠けているかどうかわかりません。
半影による食分が大きい場合は、本影に近い側がちょっぴり暗くなっているのがわかるかどうかといった程度です。

半影皆既月食 上図の(d)

 最後の種類は半影皆既月食です。
これは、月全体が半影の中にすっぽり入りかつ、本影による月食とならない場合にこう呼ばれます。
見かけ上、半影部分だけのエリアは意外に狭くて、月の視直径と大差ありません。このため本影月食とならない半影皆既月食はなかなか起こりません。
最近では1999年2月1日に起こりましたが、今後東京で見られるのは2070年のことになります。

20:44  この後は雲が出て撮影できませんでした

満月が地球の影に入り、暗くなる皆既月食が8日午後7時25分ごろから日本全国で起きた。
全国で皆既月食が起きるのは2011年12月10日以来。
皆既月食
月食は、太陽と地球、月が一直線に並んだ時に起きる。影に入った月は真っ暗になるわけではなく、赤黒い「赤銅(しゃくどう)色」に光る。
これは太陽の光が地球近くを通る際、大気で屈折し、波長の長い赤い光だけが月に届くためだ。 

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国立天文台によると、満月が東の空から昇ってから約1時間後の午後6時過ぎに欠け始め、同7時25分から皆既食になる。
月が地球の影の中心近くを通るため、皆既食の時間は約1時間と長めになる。

19:06 皆既月食

19:02

H26年10月8日

【月はきれいな赤銅(しゃくどう)色に】
月食(げっしょく、月蝕、英語: lunar eclipse)とは地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかることによって月が欠けて見える現象のことである。
望(満月)の時に起こる。日食と違い、月が見える場所であれば地球上のどこからでも同時に観測・観察できる。

すべての部分が本影(地球によって太陽が完全に隠された部分)に入る場合を皆既月食(total eclipse)、
一部分だけが本影に入る場合を部分月食(partial eclipse)という。